北海道道93号 知床公園線
北海道道93号 知床公園線
国道334号線から分岐して知床半島北縁を進み、知床大橋まで。そこから先は知床林道がルシャの海岸まで伸びているとのこと。ただし、2018年現在、本道はカムイワッカ湯滝から先は一般車両は通行できず、硫黄山登山口のある知床大橋までは、届出をした上で徒歩でないと進めない。知床林道はヒグマ頻出ということらしい。
知床五湖フィールドハウスの分岐までは舗装された片側1車線の快走路だが、同分岐から先はダートである。といってもフラットダートで道幅も1.5車線くらいはあって離合もそんなに難しくないので、普通車でも問題なく通れる(ただし、例年8月はほとんど通行規制で、シャトルバスしか通れない)。
路面状況はこんな感じ。
さすがにヒグマは出てこなかったが、沿線で野生動物にいろいろ会える。
行ってみるまで知らなかったが、知床半島は先のほうは通れる道もなく、訪れるのはなかなか難しく、遊覧船から眺めるのが普通のようだ。
事実上の終点、カムイワッカ湯の滝。
温泉が滝となって流れ落ちている。滝だが、暖かい。
滝に打たれることができるような場所はなかったが、あれば温水の滝行ができるということになろうか(それは滝行なのだろうか?)。
その滝のすぐ先にはゲート。
いつか、知床岬周回とかやってみたいものだ(ヒグマ対策必須だろうが)。
おまけ、知床五湖。まずは五湖。
四湖。
三湖。
二湖。
一湖。
一湖の周りだけ開けているのは、明治期に入植しようとしたが果たせなかった名残りだとのこと。知床の森は、一旦損なわれるとそう簡単には回復しない微妙なバランスの上に成り立っているようだ。
(2018年8月)