県道国道Road Trips

岡山県道やそのほかの道の走行記録など。

岡山r232◎ 鹿忍片岡神崎線

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岡山県道232号 鹿忍片岡神崎線(かしの・かたおか・かんざき線)

r28鹿忍交差点で南に分岐。概ね片側1車線~広めの1.5車線で整備されている。しばらく進むと,東側に入江を臨む箇所に出るが,ここにグリーンファームという施設がある。テニスコートや宿泊用ロッジなどからなっていたようだが,今は水没してしまっている。おそらく,塩田跡地を干拓堤防で閉め切ってレクリエーション施設にしたが,経営が立ち行かず廃業し,排水ポンプも停止したため,水が溜まってしまったものだろう。よく見ると,堤防近くの管理棟っぽい建物のわきに,ジムニーっぽい軽自動車も水没していた。

グリーンファームを過ぎると,海沿いの低い山を越える(小松ヶ峠)。再度海沿いに出ると,矢寄ヶ浜(やよりがはま。西脇海水浴場のあたり。源平合戦の矢が流れ着いたとも,その昔鹿に乗った王子が賊を退治した際の矢が流れ着いたとも。)に出る。このあたりは,浜辺を走る快走路を一路西に進む。

犬島へのフェリー港がある宝伝で,進路を北西に変え,海岸線を離れ山側の片岡方面へ進む。この宝伝~東片岡間は,集落内は1車線化する箇所もある。

片岡から再度西に進路を変え,再び広めの1.5車線以上の道で,今度は水門湾まで進む。水門湾はこじんまりした入江だが,亀岩という岩をご神体とする小さな神社がある。

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同湾から北に進路を変え,水門湾から続く水路の堤防上(東側)を進む。狭い部分もあるが,水路西側に片側1車線の市道が整備されているので,あえて県道を利用する意味はあまりない。前記市道がそのまま北西に進んで西大寺浜交差点に至る(r28交点・r69端点)のに対し,途中で本道は千町川に沿って北東に進路を変え,ブルーライン西大寺ICの南,千町川筋交差点でr28にぶつかって終点(同時にr231端点)となる。終点にはなぜかr231を示す標識はあるが,本道の存在を示すものはない。

全般的に,まあまあの道。起点~矢寄ヶ浜は,牛窓の続きでいい眺め。

15/12/30全線走破。

<写真上は水路上のヘキサ。写真中は本道上から矢寄ヶ浜を臨む。写真下は水没したグリーンファーム。本文中は亀岩>