県道国道Road Trips

岡山県道やそのほかの道の走行記録など。

岡山r060◎ 倉敷笠岡線

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岡山県道60号 倉敷笠岡線

倉敷市・老松西交差点(R429)~船穂橋~玉島IC~山陽自動車道脇を通って~笠岡駅付近の五番町交差点(R2)。R2の少し北側を東西に繋ぐ路線。

起点老松西交差点から北上し,「新幹線側道」で左折し西進。イオンモールの前を通過し,西阿知町内を抜け,高梁川を船穂橋で渡る。ここまで片側2車線確保された基幹道路。なお,水江交差点から西阿知駅付近までは旧道も県道指定されて残っている。こちらは住宅地内の1車線道で,離合に気を使う道。

計画では船穂橋西詰から玉島IC南までバイパス建設が予定されており,工事もある程度進んでいるようだが,現時点では船穂橋西詰から,まっすぐ西に進みr281と交差するあたりまでしか道ができていない。

本道は船穂橋西詰で高梁川右岸の堤防上に出てしばらく進み,堤防から下りて船穂町内に入って行き,概ね西~南西へ進む。片側1車線だがあまり道幅に余裕はない。交通量も多い。玉島ICからR2船穂JCTを結ぶr54高架の下をくぐった先で進路を北に変え,1.5車線道で玉島IC南のr54交点に至る(この1.5車線区間は以前r54と案内されていたが,最近r60と案内が変わった)。

そこから再度片側2車線となり,西~南西に進路をとり,新倉敷駅北口前を経由してr35交点まで進む。

r35と一瞬共用し,少し北の八島交差点からまた分岐西進する。その先の道口地区はところどころ1~1.5車線化する。

低い峠を越えると浅口市内に入る。そこから鴨方のIC南交差点までは片側1車線のいい道。しかし,その先のr64交点付近は鴨方旧市街の1~1.5車線道になり,旧市街を抜けるとr286までの丘越えはかなり狭い1車線道になる。

r286共用区間を南に進みまた西へ分岐。ここからは広くなったり狭くなったりしながら南西に進み,途中片側1車線確保された備南街道共用区間に合流するが,今立で再度分岐するとまた1車線区間を含む1.5車線道に。

r288と交差すると,その先は片側1車線確保されており,笠岡市街中心部へ進み,効果でR2を一度越して回り込んでR2に五番町交差点で接続。

鴨方地区の大型車が到底通れない,普通車でも気を遣う狭道から,倉敷市街の片側2車線の広い道まで変化に富んでいる。その分,通して走る意味はあまりない道。この地域は並行して備南街道という広域農道があちこちで整備されており,そちらの方が走り抜けやすい。狭道区間はあちこちで曲げられ,ナビがないとトレースも難しい。

16/2/28までに全線走破。

<写真上はr35交点・八島交差点付近。写真下は西阿知の旧道区間。いずれも,かつてのr60倉敷金光線時代に建てられたものらしく,路線名に訂正がされている>

  • 1982 - 1994年…岡山県道60号倉敷金光線(→現路線および金光町〔現:浅口市〕道)前身は岡山県道60号倉敷金光線、岡山県道168号関戸金光線、岡山県道285号地頭上笠岡線の各一部。
  • 旧r60倉敷金光線は現在の起点~現在のr64交点付近までか。r64交点付近からr286交点までは,旧r168関戸金光線の一部だったものと思われる(旧r168は,r48・r168の改良工事に伴い起点が北隣の新賀に,終点側はr60成立により短縮されて現r286交点小坂東までになり,r168新賀小坂東線になったものか。)。現r286交点以西は,現r286の交点以北の区間と併せて旧r285地頭上笠岡線だったと推測される。
  • 起点 : 倉敷市・老松西交差点(R429)か。
  • 終点 : 笠岡市
  • 路線延長 : 実延長 34.4 km