県道国道Road Trips

岡山県道やそのほかの道の走行記録など。

岡山r426◎ 多麻滝宮線

f:id:IMP8566:20151023231034j:plain

岡山県道426号 多麻滝宮線(たま・たきみや線)

岡山県東部の最凶険道といえばこの路線が最右翼と思われる。とにかくほぼ全線にわたって道幅が狭い。終点付近の青看板には,2.5m幅以上の車両通行禁止,大型車通行不能という表示があるが,道路の舗装の幅は狭いところだと普通の3ナンバー車がぎりぎり四輪乗せていられるくらいしかない。ひたすら山道。

起点r368交点から分岐してしばらく北に進み,北へ進む道路と分かれて鋭角に大きく西方向へ進路を変える。そこから一気につづら折りで高度を稼ぎ(このあたりから1車線区間),登りきったところで茅葺民家の保存で有名な八塔寺の集落に出る。集落の中心部だけは整備されていて道幅も1.5車線となるが,集落の西端からまたぎりぎり1車線道路が始まり,ここからが長い。

南側はほぼずーっと崖で,北側も斜面や側溝で,車のラインは1本しかないようなもの。ガードレールもあんまりないので,ラインを外したらはまるか落ちる。緊張感がある道である。またところどころ路肩が崩れかけて怖いことになっていて,コーンが置いてあったりロープが張ってあったり。

何個かに1個かのカーブは離合できるくらいの幅に広げてあるので,対向車が来ても意外とそんなに下がらされることはなさそうだが,そもそも交通量は極小で,幸いにも険道区間で対向車に出くわしたことはない。轢かれた鹿と飛び出してきたウリ坊には出くわしたが。

備前市から美作市に入ってしばらくすると,多少はマシになる。

岡山国際サーキットの北側をかすめ,小さな集落をいくつか経て,滝宮の集落に至り,r46交点で終点となる。

15/8/23までに全線走破。

<写真は起点付近に設置されたヘキサ>