岡山r378◎ 上市井村西方線
◎ 岡山県道378号 上市井村西方線（上市井村・西方線）
現在の起点は，新見市街北方のR180鼓橋交差点か（県道標識がある。上の写真2枚目）。ここから，新見市の中心部に向かって南下する1～1.5車線道が本道。新見市西方のコメリのある交差点でr8新道と交差し（上の写真1枚目），その先のr8旧道交点で終点となる。
もともとの起点の上市（上市井村）は，r8の北側区間（R182小谷から伯備線に沿って北に向かう区間）を少し北上したあたりでr8が北東に向かって西川を渡り，西→北と進路を変えてすぐの，r8と並行に後方（南東）へ分岐する地点と思われる。そこから，R182九の坂トンネルの上を通過し，R182に合流し，R182/R180共用区間を経て，現区間へ繋いでいたものだった模様。この区間は丸ごと市道に降格されたようだ。
15/11/30までに現道は全線走破。
＜写真は終点付近，r8新道との交点＞
旧道九の坂越え区間も行ってみたが，起点側から進むと集落を抜けてすぐ通行止め，終点側から進んでも，九の坂トンネルの東側坑口の上を少し過ぎたあたりで通行止めとなっており，通り抜けはできなかった。起点側は，1車線の狭い道が続き，集落を過ぎた先から道がかなり荒れている。終点側も，R182から分岐し狭い脇道を進み，九の坂トンネル方向に登って行くが，1車線ぎりぎりの狭い道で山を登って行く。林業用にかろうじて使われているようだが，こちらも道はかなり荒れている。
まず起点側。写真ではわかりにくいが，路面がかなり傷んでいる。
終点側。このあたりは道が比較的きれいに見える。少し先まで歩いて見てみた感じでは，もう少しは進めそうだったが，引き返してきた。
中国道新見トンネル東側坑口付近。路肩に出っ張りが作ってあってちょっと安心。
過去のブログなどを見ていると，岡山最凶の険道という評価もされていたらしく，10年ほど前の時点ですでに乗用車での走行は限界に近かったようなので，通行止め区間がその後あまり整備されていないとすれば，現時点では乗用車での走行はかなり難しいだろう。いずれにしても，R182で代替されており，市道に降格されたところを見ても，復活は期待できなさそうだ。
