岡山r103◎ 七曲井原線
七曲峠というと，広島に有名な峠があるようだが，この県道の七曲は，マイナーな福山の七曲峠。広島r21を山野方面から南に下ってくると，七曲トンネル手前で旧道が左手に分岐する。この旧道をしばらく進むと，旧道の七曲隧道が見えてくるが，そのすぐ手前で折り返すように右後方（北側）へヘアピンを描いて登って行く細い山道がある。これが本道の起点（と思われる）。
起点からしばらくは1車線道，それも普通車ぎりぎりくらいのかなり狭い道で，路面も荒れて凸凹になっており，秋は落ち葉や小石が積もって舗装道路とは思えないありさま。路肩もすぐ崖という区間が続き，かなり険道度高めである。そのような道で，七曲隧道・トンネルの上を通過して，南東に進路をとる。
＜起点付近，ガードレールがあるましな区間＞
しばらく進み，三谷が近づくと，ある交差点から少し道幅が広がり，ゆとりのある1車線道になる（反対側から見ると，ヘアピンカーブの頂点から細い道が奥に続いていて，道なりに進むとヘアピンに沿って回れ左してしまうが，ここもこの道なりでない細い方が本道）。三谷の集落に入り，そこから東は，1.5～片側1車線で走りやすくなる。岡山県内に入っても同じような道で，まずまずの道。
終点下出部あたりまで来ると，住宅街の中の生活道路のような道となり，逆に少し狭くなる。終点R313交点手前の橋は大型車の通行は厳しいかもしれない。
険道区間は短いが，ひどさはなかなかのものだった（広島県内だけど）。15/11/30までに全線走破。なお，起点のすぐ先にある広島r21旧七曲隧道への道は，ガードレールで通せんぼされており，坑口も金網でふさがれていた。
＜写真トップは終点付近。上の写真は起点付近のr21七曲隧道。＞
